本物輸入住宅への想いとこだわり

介川浩典/断熱担当事業パートナー・有限会社武コーポレーション

高気密で吹き漏れのない、現場で断熱材を吹き付ける「現場発泡」。
ミリオン・ベルの家に更なる快適さを。


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今でも忘れられない「寒い家には住みたくない」という言葉。

建築業界は28年くらいになります。当社は私で三代目になります。今、当社で扱ってる材料は私の目で厳選したものを使用しています。 昔、あるパネル工法にいち早く参入したときに、当時はまだ気密、断熱が一般的ではない時代でしたが、そのときにこのウレタンというものと出会ったのです。ちょうど、当時の気密測定のやり方などに疑問を感じていた時期でしたが、「ウレタンを現場で発泡するという方法がある」ということを、そのとき生まれて初めて知ったのですね。

 

介川浩典/断熱担当事業パートナー昔は、すでに断熱材が吹き付けられたパネルを持ってきて設置していました。その場合に私は、断熱材を吹きつけているところを見ていないわけです。パネルでできたものを現場でただ組み付けるだけというものですから。 それを私は、現場で断熱材を吹き付ける「現場発泡」のシステムに変えました。現場で吹き付けるメリットは、吹き漏れがないということなのです。工期的に2、3日あれば通常の二階建ての家ならば吹き終わります。どこか間違いがないかとか、どこに吹き漏れがあったとか、見て分かるんですね。パネルはきれいに入っていても、組むのは大工さんなんで、隙間漏れの可能性もあります。私は、現在、この現場発泡が一番ベストな方法だと考えています。

 

また、最初は別のメーカーのウレタンを使用していたのですが、当時のものは戸建住宅ではなく資材倉庫に使うようなものだったので、非常に素材も硬く、しばらくするとぼろぼろ崩れてくるようなものだったのです。 そこで、「BASF INOACポリウレタン(株)」さんと出会いまして、100年発泡という、非常にやわらかく何年たっても崩れることのない素材を使用しています。しかも水発泡ですので、人体にも安全なものなのが、採用している一番大きな理由ですね。

 

ミリオン・ベルさんと出会って、最初は圧倒されました。吉田社長は、本物の輸入住宅に信念を持ってやられている。家づくりについても内容の濃い建築をやられているいう印象です。業界に30年近くいますので、施工物件の玄関に入れば、だいたいその会社の家づくりはわかりますね。ミリオン・ベルさんには、自分が応援できることがあるんじゃないかなと思い、取引をさせて頂いています。

 

私が良質の断熱にこだわるには、ある理由があります。今でも忘れませんが、一番最初に、このウレタンを新築で初めて使って頂いた家のことです。奥様が「私は寒い家には住みたくない」と。「寒くない家」を求める生の声を15年前の当時、初めて聞きました。「女性はそのような観点を住宅に求めているんだな」と初めて知らされた原点なんです。だから今でもその言葉をずっと忘れていないのです。今でも、家に密接な関係にある奥様の声を今でも大事に聞いているつもりです。 今後は、確かな形で環境、エコというものを分かりやすく伝える会社として続けていきたいですね。

 

断熱材メーカーからのメッセージ

BASFI NOAC ポリウレタン(株) フォームシステム第一事業部
荒木 久弥


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私どもは日本では一番早く、このポリウレタンという商材を扱い始めました。

 

一番最初に始めたのはマンションのRCなどで吹く硬いもの、今回はホームライトSLという木造用のものも日本で一番最初に約11年前に私どもが開発いたしました。その吹き付けるものに対して、一番なにが合うか、硬いものには硬いもの、やわらかいものにはやわらかい素材のもの、あとは湿気を通すような統一性とかそういうものをもたせるとか、いろいろ改良をして、今のホームライトSLというものにたどり着きました。

 

品質のほうもどんどん改良を重ねて、日本の気候に合うように改良を重ね11年かかってやっとここまで出来上がったかなという感じです。地球温暖化の原因になるようなフロンガスなんかも入っていない、水発泡でやっております。

 

これを使って住んでいただいた、ユーザー様からこのホームライトSLを吹いたことによって夏場エアコンの利きがいい、冬場はすきま風がなくなって暖房のききがいい、ということを聞くと、とても嬉しいですね。

 

フォームライトSL

BASFI NOAC ポリウレタン(株)